「雨の翌日は外遊びをあきらめる日が続く」「砂埃で洗濯物が増える」——栃木県宇都宮市内の保育園(社会福祉法人運営)から届いたご相談です。
私たちは排水のやり直しと、30mm高密度ターフを中心とした仕様で、走っても転びにくい園庭づくりを進めました。
この記事では、採用仕様(勾配0.8〜1.0%の透水性路盤など)と、改善の数字(掃除頻度・水たまり解消時間)まで、同じ悩みの園が判断しやすい形でまとめます。
施工概要
- 所在地:栃木県宇都宮市(保育園・園庭)
- 規模/工期:約180㎡/約4日
- 主な課題:雨後のぬかるみ/砂埃と雑草/古い見切りによる段差
- 採用仕様:透水性路盤(勾配0.8〜1.0%)+厚手防草シート+30mm高密度ターフ
- 安全・納まり:遊具まわり10mm安全パッド/アルミ見切り
背景・課題
雨上がりの朝に「今日は外で遊べる?」が毎日の悩みになっていました。行事や午睡の時間割が組みにくく、先生も園児も気持ちが落ち着きにくい状況が続いていたそうです。
晴れれば砂埃、梅雨には雑草取り。掃除と洗濯の負担が重なり、保育に使える時間が削られていました。
また、古い見切りや継ぎ目の数ミリ〜1cm程度の段差が気になり、ヒヤッとする場面があることも課題でした。
園長先生からは、こんなひと言も。
「梅雨入り前に間に合いますか? できれば夏の水遊びには気持ちよく使いたいです」
選定理由
最優先は、雨のたびに園庭の使い方が変わってしまう原因を減らすこと。そのために、まず排水をつくり直し、勾配を整える(0.8〜1.0%目安)方針にしました。現地を細かく測り、水が溜まりやすい“くぼみ”を解消し、雨水が一方向へ流れるよう路盤を再整形しています。
次に、砂埃・雑草への対策として、厚手防草シートの上に30mm高密度ターフを採用しました。園庭は日々使う場所なので、「見た目」だけでなく、運用負担が下がる仕様を重視しています。
遊具まわりは10mm安全パッドを入れ、着地時の衝撃に配慮。端部はアルミ見切りで納まりを整え、継ぎ目は動線と直交させて、見映えと耐久性の両立を狙いました。接着固定は、ゼロシンナー工法で対応しています。
一般的に、園庭の人工芝は「芝の種類」だけでなく、排水・下地・端部の納まりが使い勝手を左右します。
施工の要点
工事は「園の一日」を止めないことを前提に、確認と調整を細かく入れて進めました。写真・動画の共有も含めて、現場の状況が伝わる形で段取りを組んでいます。
- 現地確認と寸法取り(写真・動画共有OK)
- 下地整備と転圧(排水設計)
- 防草・敷設・見切り仕上げ(遊具下のみ安全パッド)
- 最終チェック(段差・シワ・継ぎ目/散水で排水確認)
施工後の変化
改善は「体感」だけでなく、園内での運用数字にも表れました。
- 水たまり解消時間:約1/5(2.5時間 → 0.5〜0.7時間)
- 掃除頻度:週2回 → 月2回
- ヒヤリ・ハット:月3件 → 月0〜1件(園内集計)
園の声も、はっきりしています。
「予定どおり外遊びができるようになりました。先生の準備がシンプルになり、子どもたちも待ち時間が減りました。夕方でも泥はねがなく、裸足で過ごせるのがうれしいです。」
「雨の翌日は園庭を使えない」が前提だった状態から、「雨上がりでも見通しが立つ」運用に変わったことが、いちばんの変化です。
写真と大まかな寸法があれば、まずは一次見積から始められます(必要な場合のみ現地確認)。
人工芝の相談・見積もりはこちらから
写真2枚でLINEから概算見積り/写真なしでフォーム相談もOKです。
担当者コメント
今回のご相談は、園庭そのものの問題だけでなく、「予定が立てにくい」「掃除と洗濯が増える」「段差が不安」と、保育の運用に直結していました。だからこそ、見た目の整備より先に、排水と下地のつくり直しから着手しています。
園庭は、毎日使う場所です。30mm高密度ターフや厚手防草シートといった仕様は、きれいに見せるためだけではなく、掃除頻度や外遊びの組み立てがラクになる方向を狙った選択でした。
ヒヤリとする段差は、数ミリでも現場では気になります。アルミ見切りや継ぎ目の取り方まで含めて、走る・転ぶ・集まる場所としての“納まり”を最後まで調整してお引き渡ししています。
最後に
「雨後のぬかるみ」「砂埃」「雑草」「段差」——園庭の悩みは、ひとつずつ対処すると長引きがちです。現状写真と大まかな寸法が分かれば、課題の優先順位から一緒に整理できます。
目安として、園庭の人工芝は〜30㎡で半日〜1日、31〜60㎡で1〜2日がひとつの目安です(排水改良や下地の状態で変動します)。今回のように排水からやり直す場合は、工程の組み方が変わるため、現場条件に合わせてご提案します。
まずは写真1枚から、一次見積で状況を掴みませんか。
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