カフェやライブラリー、託児スペースが併設された地域コミュニティ施設では、「ちょっとした運動」から「子どもの遊び場」まで、安全で汚れにくい屋外スペースが求められます。土や天然芝だと雨のたびにぬかるみ、コンクリートでは転倒時のケガや夏の照り返しが心配。そこで今回、競技用グレードの人工芝とクッションパッドを組み合わせた多目的広場をご採用いただきました。
人工芝専門のグランドプロは、13年間で1,300件超の施工実績と98%の満足度(自社集計)を蓄積。写真2枚をLINEで送るだけで、最短20分のスピード見積にも対応しています。個人宅だけでなく、こうした地域のコミュニティ施設や幼稚園・保育園まで、安全性と使い勝手を両立した人工芝空間をご提案します。
朝の開館前、スタッフの方が「今日はどんなイベントが入っているかな」と広場をひと回り。掃除はブロワーで落ち葉を飛ばすだけです。以前は雨のたびに土が跳ねて靴も館内も汚れがちでしたが、人工芝に替えてからは行事前の養生も不要に。子どもたちは裸足で走り回り、おとなはカフェからその様子を眺めながら一息つける、そんな風景が生まれています。
地域コミュニティのハブになる人工芝広場
この施設の広場は、イベントのない平日は子どもの遊び場として、休日はマルシェや地域のスポーツ体験会の会場として活躍します。芝の上で親子ヨガをしたり、ボール遊びをしたり、キッチンカーが並ぶ日もあります。
こうした多目的利用では「部分的にすり減る」「ボールが弾まない」「雨上がりにぬかるむ」といった従来の悩みが付きものです。そこで庭園用ではなく、競技用グレードの人工芝をベースに、クッションパッドを組み合わせた仕様を採用。ハードな使用にも耐えつつ、子どもが転んだときの衝撃も和らげることを重視しました。
今回の設計の肝
掲載している写真は、施工後の多目的広場の様子です。
- 中央のタイルサークル+シンボルツリー
広場中央の黒いサークルはタイル舗装と植栽スペースです。排水とシンボルツリーを一体で配置し、将来的には木陰ができるように計画しています。タイル部分はステージやテント設営のベースにもなり、イベント利用時の“顔”になるエリアです。 - 建物との段差ゼロの納まり
建物のテラスと人工芝の高さをそろえ、ベビーカーや車いすもスムーズに出入りできるようにしました。縁石やステップを極力なくし、小さな子どもがつまずきにくい動線を意識しています。 - 大屋根の軒下空間と芝のつながり
施設の大きな片流れ屋根が、テラスから人工芝の手前までをしっかりカバーしています。強い日差しや小雨を避けられる半屋外エリアと、開放的な芝生エリアが自然につながることで、季節や天気に応じて遊ぶ場所を選びやすくしました。
庭用人工芝では足りない、多目的広場の負荷
競技用グレードの人工芝でハードユースに対応
家庭用のディスカウント人工芝は、通行が集中する部分から早くつぶれ、繊維が寝てしまいがちです。多目的広場では、イベント時に数十人が一度に移動したり、ボール遊びやダッシュなどの「点ではなく面での負荷」がかかります。
そのため本件では、スポーツ施設にも用いられる競技用グレードの人工芝を採用しました。パイル密度が高く、芝葉が復元しやすいタイプを選ぶことで、日々の使用とイベント利用の両方に耐えられる仕様としています。
クッションパッドで転倒時の衝撃を吸収
人工芝の下には、クッション性を高めるショックパッドを敷設しています。ショックパッドを併用することで、硬いコンクリート下地でも天然芝に近い踏み心地が得られ、転倒時の衝撃も減らせることが各社の試験で示されています。
遊具や運動スペースの安全性評価には、頭部損傷基準値HIC(Head Injury Criterion)という指標が使われ、HIC=1000以下・Gmax200G未満が一つの目安とされています。クッションパッドを組み合わせることで、この基準に適合させやすくなり、子どもの転倒事故リスクを下げる設計が可能です。
コンクリート・天然芝・人工芝の比較
多目的広場に使われる代表的な舗装と、人工芝を簡単に比較してみます。
| 項目 | コンクリート・タイル舗装 | 天然芝 | 競技用人工芝+クッションパッド |
|---|---|---|---|
| 足元の安全性 | 硬くて転倒時の衝撃が大きい | 柔らかいが、でこぼこやぬかるみが出やすい | クッションパッドで衝撃を吸収しやすい |
| 夏の表面温度 | 非常に高温(60℃以上)になりやすい | 人工芝より低く40℃台が多い | 条件によって60〜80℃に達することもあり、対策が必要 |
| 雨上がりの使いやすさ | 水たまりが残りやすい | 泥はね・雑草・芝の傷みが課題 | 排水層と組み合わせれば、短時間で再利用可 |
| メンテナンス | ひび割れ補修が大掛かり | 芝刈り・肥料・張り替えが必要 | 日常はゴミ取りとブラッシングが中心 |
| 使い始めまで | 打設後の養生期間が必要 | 芝の活着・育成期間が必要 | 施工完了後すぐに利用しやすい |
人工芝は夏場の表面温度が高くなる傾向がありますが、打ち水や日除けの併用で10〜15℃程度温度を下げられる実験結果も報告されています。
安全・環境への配慮と、人工芝の弱点への対処
ゼロシンナー工法・鉄製ピン不使用
グランドプロでは、接着にシンナーを含まないゼロシンナー工法を採用し、施工時の匂いと揮発性有機化合物(VOC)への不安を抑えています。端部の固定も鉄製ピンを使わず、ボンドや専用部材で処理。子どもが手を引っかけてケガをしたり、ピンが錆びて抜けてしまうリスクを避けています。
マイクロプラスチックへの配慮
欧州連合(EU)では、人工芝スポーツ施設で使われるゴムチップなど「意図的に添加されたマイクロプラスチック」を含む製品の販売を順次禁止する方針が決定され、粒状充填材については約8年の移行期間が設けられています。
世界的に、ゴムチップを大量に使う構成から、クッションパッドや高密度パイルで安全性を確保する流れが強まっています。グランドプロも、用途に応じて粒状充填材を使わない、あるいは抑えた構成をご提案し、環境負荷の低減に配慮しています。
人工芝の弱点=夏の暑さへの具体的な工夫
猛暑日の直射日光下では、人工芝の表面温度が60〜70℃を超えるケースも報告されています。(RESTA) そのため、以下のような運用をおすすめしています。
- 行事やスポーツ体験会は、朝夕など比較的涼しい時間帯に設定する
- 日除けテントやミスト、可動式のパラソルを併用する
- 子どもが裸足で遊ぶ前には、軽く打ち水をして温度を下げる
人工芝は「熱しやすく冷めやすい」素材です。水をかけると一気に温度が下がり、気化熱の効果で一定時間は上昇も緩やかになることが実験からわかっています。
費用・工期の目安と進め方
多目的広場の人工芝工事は、面積や下地の状態、クッションパッドの厚みなどで費用が変わります。既存のコンクリート上に施工できる場合は、土を鋤き取る工事が不要な分、初期コストを抑えやすいケースもあります。
工期は数百㎡クラスの広場であれば、下地調整を含めて数日〜1週間前後がひとつの目安です。コンクリートのような養生期間がほとんど不要なため、引き渡し後すぐにイベントや遊び場として使えるのも人工芝の強みです。
導入の流れはシンプルです。
- DIY計測・写真撮影
広場のおおよその縦横寸法と、気になる部分(排水・段差・既存舗装)の写真を撮影します。図面があればスマホで撮った写真でも構いません。 - LINEで送信 → 最短20分概算
写真2枚と面積の目安をLINEで送っていただければ、人工芝の種類とクッションパッドの有無を踏まえた概算費用を最短20分でご提示します。ビデオ通話での簡易下見も可能です。 - 現地確認・正式見積もり
勾配や排水、既存構造との取り合いを確認し、必要に応じて排水桝やスロープの追加を検討。施設の休館日やイベント予定にあわせた工期をご提案します。 - 施工(購入・リースの選択可)
ご予算に応じて、設備投資としての購入だけでなく、月額で導入しやすいリースプランもご用意。将来の張り替えや拡張も見据えた計画をご提案します。
類似施設の施工実績(一例)
- 子育て支援センターの屋外プレイスペース/競技用人工芝+クッションパッド仕様
- 道の駅のイベント広場/車両乗り入れ対応の高耐久人工芝
- 企業内保育所の園庭/遊具下のみクッション性能を強化したキッズターフ
この記事のまとめ
夕方のコミュニティ施設で、子どもたちが広場を走り回り、その横で大人がコーヒー片手におしゃべりを続ける。人工芝の多目的広場に変えてから、雨上がりでも靴や館内が泥だらけにならず、スポーツ体験会やマルシェも予定どおり開催しやすくなりました。
ゼロシンナー工法と鉄製ピン不使用、必要に応じたクッションパッドで、安全面と環境面への不安をできるだけ小さく抑えています。真夏の暑さには打ち水や日除けを組み合わせつつ、写真2枚をLINEで送れば最短20分で概算見積もりが可能です。下見や施工の枠には限りがあるため、「次のイベントまでに広場を整えたい」と感じたタイミングで、まずはお気軽にご相談ください。
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よくある質問
Q1. コミュニティ施設の広場でもDIY施工はできますか?
A. 数十㎡程度の小さなスペースであればDIYも不可能ではありませんが、今回のような多目的広場は排水勾配や下地の強度、安全基準への配慮が重要です。歩行者だけでなく、テント・備品・車両が載る場合はプロ施工を強くおすすめします。
Q2. イベントで机やテントを並べると、芝がつぶれませんか?
A. 競技用グレードの人工芝はパイルの復元性が高く、短時間の荷重であればブラッシングと時間経過でほぼ元に戻ります。脚部に養生板を敷く、重量物を長期間置きっぱなしにしないといった配慮をいただくと、より長持ちします。
Q3. 砂やゴムチップのような充填材は使っていますか?
A. 多目的広場や園庭では、清掃性や環境負荷を考慮し、クッションパッド+高密度人工芝で対応する構成を基本としています。スポーツ性能が特に求められる競技施設のみ、用途に応じて充填材の有無や種類を検討します。
Q4. 夏の暑さが心配ですが、どのように使えば安全ですか?
A. 真夏の正午前後は、人工芝に限らず屋外活動そのものを控えることを推奨します。そのうえで、遊び始める前の打ち水や、テント・シェードによる日陰の確保、こまめな水分補給と休憩を組み合わせることで、安全性が高まります。
Q5. 更新や撤去のとき、処分費が心配です。
A. グランドプロでは、10年後の買取サービスもご用意しており、更新時の廃棄コストや手間を抑えられるようにしています。張り替えを見据えたリースプランも含め、導入時にあわせてご相談ください。
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