「視線を気にせず過ごしたい。けれど、手入れには追われたくない」——T様の新居外構は、落ち着いた色味のシックなエクステリア人工芝で統一しました。長寿命グレード(目安15年クラス)を採用し、交換サイクルを抑えることで総コストも最適化。排水の勾配設計、段差ゼロの見切り、掃除がしやすい芝目の向きなど、日々の使い勝手に効く“ミクロの工夫”も盛り込みました。
この記事では、導入の背景→設計の肝→素材比較→安全・環境→費用・工期→進め方まで実例形式で解説します。
導入エピソード
引き渡し前の内覧会後、T様は「落ち着いた緑で、窓を開けても視線が気にならない庭に」と希望。候補は〈天然芝/コンクリ/人工芝〉。
- 天然芝……四季の表情は魅力。ただ、芝刈り・施肥・病害の手間が重い。
- コンクリ……雑草は抑えられるが、照り返しと硬さが気になる。
- 人工芝……景観とメンテ軽さを両立。特に長寿命グレードなら更新回数が減り、合計コストが安定。
最終的に、シックな色調×長寿命タイプを採用。完成直後、T様は「窓を開けた瞬間“整っている”と感じる」と笑顔。雨の翌朝も泥はねが無く、玄関掃除は数分で終了に。
今回の設計の肝
- ① 排水の勾配:建物から外へ1.5〜2%の横断勾配を基本に計画。歩行帯は緩やかにして、水たまりを作らず・歩きやすいバランスに。(官公庁施設の構内舗装基準でも、歩行者通路は1.5〜2%が目安)
- ② 段差ゼロの見切り:壁際・マス蓋まわりは円形カット+シーリングで収め、つまずきと浸水・雑草侵入を抑制。将来の点検用に150mmの余白を確保。
- ③ 芝目と清掃動線:玄関→勝手口に向かって芝目を通し、ほうきやブロワが引っ掛かりにくい向きに。見た目にも奥行きが出る。
素材比較(コンクリ/天然芝/長寿命人工芝)
| 項目 | コンクリート | 天然芝 | 長寿命人工芝(本件) |
|---|---|---|---|
| 景観 | 無機質・照り返し | 四季の変化◎ | 落ち着いた緑を均一に維持 |
| 手入れ | ほぼ不要 | 刈込・施肥・病害対応 | ブラッシング中心(年数回) |
| 雨上がり | 水勾配次第 | ぬかるみ・泥はね | 勾配×透水で快適 |
| 歩行感 | 硬い | 季節差あり | クッション基層で安定 |
| 総コスト | 局所補修が必要 | 管理費が嵩む | 更新サイクルが長く安定 |
結論:手入れを抑えつつ、上品な見た目と使い勝手を両立したい新築外構に、シック×長寿命人工芝は好相性。
採用仕様
- 芝:エクステリア長寿命グレード(パイル35–40mm、耐UV・高密度)
- 下地:路盤転圧→透水砕石→防草シート
- 端部:ゼロシンナー工法で接着、鉄製ピン不使用(お子さま・ペットにも配慮)
- 面積・工期:外周30〜40㎡で1〜1.5日(天候・下地で前後)
- 耐久目安:住宅環境で15年前後(利用状況により差)
安全・環境
- におい・安全:溶剤臭の少ないゼロシンナー工法+鉄製ピン不使用で安心施工。
- 夏の熱:人工芝は晴天時に高温化。研究では天然芝より20〜30℃高くなるケースが報告。散水は一時的に下げるが、効果は短時間(〜1時間未満)とされます。日除け・ミスト・夕方利用の併用が現実的。
- マイクロプラへの配慮:EUでは意図的に添加されたマイクロプラスチックの規制が決定。スポーツピッチ用の粒状充填材は8年の移行期間を経て販売規制対象に。住宅の外構では無充填(ノンフィル)を標準とし、飛散源を持たない構成で対応します。
使い勝手を上げる“ミクロの工夫”
- 掃除が速い芝目:動線に沿って芝目を通し、ほうき掛けは芝目方向に。落ち葉期は週1回の軽ブラッシングで寝癖を整える。
- 外側200mmの逃げ:壁際は200mmだけ芝を寄せて敷き、配管や点検作業の逃げを確保。
- 家具の脚:ガーデンファニチャーは保護キャップで局所摩耗を予防。
似た条件の施工例
- 外周+犬走り:雑草処理がほぼ不要になり、掃除時間▲40%(お客様ヒアリング)。
- 駐車2台+アプローチ:走行ライン平板×人工芝で見映えと実用を両立。
- 小さな中庭:ノンフィル人工芝で砂の持ち込みを抑制。掃除がほうき数分に短縮。
よくある質問(FAQ)
Q1. 安価な人工芝との違いは?
A. 糸の耐候性・密度・基布で寿命が変わります。交換サイクルが短いと総額が高くなるため、T様邸は長寿命タイプをご提案しました。
Q2. 雑草は生えませんか?
A. 防草シート+端部シールで抑制。周囲からの侵入はゼロではないため、年1回の点検を推奨。
Q3. 猛暑日はどう対策する?
A. 日除け・ミスト・打ち水を組み合わせます。打ち水の冷却は短時間のため、日陰設計や時間帯の工夫が有効です。
Q4. 段差が不安です
A. 段差ゼロ見切りと、1.5〜2%程度の穏やかな勾配で、歩きやすさ×排水を両立します。歩行者通路の目安値にも合致します。
この記事のまとめ
夕方、レースカーテン越しにのぞく落ち着いた緑。T様邸は、シック色×長寿命人工芝で、新居の静けさを外へと延ばしました。泥はねが減り、掃除は数分。勾配と見切りで雨後も快適に。
安全施工(ゼロシンナー/鉄ピン不使用)と環境配慮、将来コストまで見据えた選定で、日々の負担は軽くなります。次はあなたの番です。
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